町全体に警報が出ている。
その警報は各自最寄のシェルターに非難せよ
と、言う意味
しかし、その警報発令の原因に物体の近くにいる人達がいた。
その場所は高校のグランドで、
その高校にはシェルターがあるのだが
シェルターの近くが逆に危険な状態に陥っている。
実際その警報を出している軍は装甲車などで町のいたる所に
防衛網を張っている。
こんなとき下手に動いたら軍に捕まってしまう。
だが、ここにいては危険だ。
しかし、その敵は学校の裏の森から出てくる気配が無い。
何かを待っているのか?
そんなことを思っていたやさき
そこに軍の新設された部隊
特殊装甲車大隊第01独立部隊
と書かれた大型のトレーラーが三台校庭に入ってきたのだ。
どうやらそれを待っていたのか
再びその森の中に潜む何かが動き始めた。
その何かが森から出てきた。
それは、全体が黒く人の形に近い
全長は10mほどあろうか
ERX-00(イクサ)とほとんど同じ高さだった。
「こんな物がいたのか」
驚きを隠せない高宮と木坂
この場の状況を把握し切れていない向井と稲田
これに対して軍は新設の部隊で対抗するようだ。
隊長機としてERE-02(トライ)
ほか二人の隊員はERE-01(ブロン)
この三機で構成された部隊だ。
「あれが新型のトライ…」
高宮はそう呟いた。
軍の機体を知っているようだ。
向井たちは状況をょやっと把握したらしく
木坂と一緒にいる。
そのに軍の部隊が来て高宮と話している。
どうやらイクサについて何か質問を受けているようだ。
軍の機体しその異様な物体の戦闘が開始された。
ブロン二機がその物体にライフルを撃ち
そのうちにトライが接近アサルトナイフで切りつけた。
しかし、あまり効果が無いのか自己修復していく。
それを何度か繰り返しているがやはり
繰り返し修復される。
三機では足止めで精一杯らしく
加勢してほしい
と、申し出てきたのだ。
木坂は仕方が無くイクサに乗った。
ココで足止めしなければ町に被害が出てしまうからだ。
「これを使えばいいのですね」
不安がてらに木坂は言って
軍のトレーラーから元々ブロン用に開発された盾を持った。
ほかにも80oライフルも借りた。
しかし、そんな装備を使ったことが無い。
この機体自体が警備を前提に設計されているが
飛び道具のことは考えられていない。
特に、ライフルは使用前提の機体でないと
まともに打つことができないからだ。
持っていないよりかはマシなのか言われるがままに借りた。
ます、初めにその物体に向けてライフルを撃ってみた。
しかし、木坂が狙っていた所をからかすかにズレた。
そして、再びライフルを撃つ。
今度は狙っていたところに当たったようだ。
どうやら緊急で調整をしていたらしい。
軍の機体に加勢していった。
イクサが戦闘に加わって戦況が変わった。
いくら攻撃しても修復されていたが
その修復が間に合わなくなったのかダメージが目立ち始めた。
元々そこまで動きは早くなかったが
それ以上に動きが鈍くなっていく。
さすがに四機分の攻撃は修復が追いつかないのだろう。
しかし、こちらの機体もバッテリーの残量が気になる
軍の機体はどうか分からないが
イクサはまだ試作段階で
内臓バッテリーでの稼働時間は持って30分
ただでさえ起動テストのために一度起動している。
しかも、いくらライフルを使っているといっても弾に限度がある。
使用が前提でないため機体にどのぐらいの負荷がかかるか分かっていない。
しかし、設計の時点でそれなりの強度をつけるようにしているから
多分大丈夫だろう。
どのぐらいたったのか
軍のどの機体もライフルの弾が切れ
アサルトナイフを使って接近戦をしている。
イクサのライフルの弾も残りわずかのようだ。
しかし、突然の攻撃によって吹き飛ばされたのだ。
地面に叩きつけられそれ以降機体(イクサ)は動かなくなってしまった。
どうやら木坂は気絶しているようだ。
高宮以下数名の人が集まり周辺で操作する。
コックピットが開いた。
やはり中で木坂は気絶していた。
コックピットから下ろされた木坂は
未だに意識が戻らない。
とりあえず安全な場所へ非難して戦況を見ている。
しかし、戦況はイクサが離脱したことで苦戦している。
その状況を見ていた向井が
「やるしかないのか」
と言い残しイクサに向かって走っていった。
そして、コックピットに入った。
どうやら再起動しているようだ。
それに気づいた高宮が
「向井君何やってる」
突然の行動に少し戸惑いながら言った。
すると、コックピットから出て
こちらに向けて何かを見せた。
それは、免許書のような物で
イクサなどの機械(機体)を動かすことができる
特権というか、ライセンスの証明書だった。
それを見せた後コックピットの中に再び入った。
そして、外部スピーカから
『機体借ります』
と、向井は言った。
その後機体は再び立ち上がりライフルを構えた。
これらの一連の動作を見て高見は思った。
これは、下手をすれば木坂以上の腕を持っているのでは
と、しかし、実際どの時期にライセンスを取ったの
何のためにとったのか一切不明だ。
イクサのコックピットの中では向井は
ほぼ初めて使う機体にしくはっくしていた。
ただでさえ、ライセンスとったところで
実際は動かしたことがほぼ無いのだ。
「木坂が言っていたのとイメージと少し違うな」
どうやら木坂がコックピット内について話したことがあるようだ。
しかし、実際はそれとは違う物だった。
その話があった後コックピット周りを直したようだったのだ。
でもほとんどのところがほぼ同じだから
大丈夫と踏んだのだろう。
そのとき、コックピット内で警告音が鳴り響いたのだ。
どうあやらバッテリーの残りが無いようだ。
もって、あと数分の残量しかない。
「イクサ、バッテリー残量残りわずかです」
高宮の近くでパソコンを持っていた整備士(プログラマー)が言った。
「彼のデータ取ってる?」
それに対してこう答えた。
その答えに対して彼は笑いながら
「それは、もちろんですよ」
と、うれしそうに答えた。
ココのでのデータはそうめったに取れないだろう。
さらに、初めて乗るパイロットでどこまで性能が引き出されるかで
今後の開発に影響してくるだろうし、
初めて乗るパイロットの感想も欲しいからだ。
しかし、残り少ないバッテリーでどこまでデータが取れるのだろうか。
そんなことを気にしていたとき動き始めた。
「…一か八か…」
と、呟きながら向井は期待を操作し始めた。
ブーストを使い相手にタックルを当てた。
そのタックルでその異体の知れない物は仰向けで倒れた。
その衝撃で少し歪んだ盾でさらに叩きつける。
「あんなこともできるのか」
設計者でるある高宮は言った。
その戦闘の光景を見ながら
手元にあった紙にメモを取り始めた。
この戦闘わ見て何か改良のヒントを見つけたらしい。
想定外の動きだと機体に負荷がかかってしまうため
それらの動きにも大要できるように強度しなければならない。
向井が戦闘に加わって
その物体はどれぐらい盾で叩かれたのか分からないが
異様な状態に所々凹み歪んでいる。
そこに向井がライフルを至近距離で乱射したのだ。
ほぼゼロ距離で打ち込まれ弾が無くなるまだ打ち込まれた。
しかし、イクサもバッテリー切れを起こし
動かなくなってしまったのだ。
ただ唯一の救いがその物体を再起不能までのダメージを与えたことで
限界に達し自己崩壊を始めたのだ。
その崩壊したところは地面に吸い込まれるように
消えていき跡形も無く姿を消した。
しかし、その周りは戦闘によって地面に穴が開き
建物に被害が及んでいる。
「やっと終わった」
イクサのコックピットの中で
ため息をついている向井
しかし、その後彼らは軍にいろいろと事情を
言わないといけないはめになった。
それがすんだのは日も暮れ町の警報が解除されたとこの事だった。
REV.1.01