それは、何所にでもある食堂

 しかし、そのお店には平日の昼間なのに

 普通のお客が少ない。

 お店にいる、お客のほとんどが

 近くにある軍の基地に勤務している軍人ばかりで

 それが、この食堂の普段の光景だ。

 

 

 「知ってるか?今度うちの基地に新設された部隊のこと」

 

 カウンター席に並んでいる二人組みの軍人の一人が言った。

 

 「ああ、知っている。それで教官が二人来るらしいが」

 

 「だか、まだ一個小隊分しか人為が分けられていない話だ」

 

 「そおらしいな…噂をすれば」

 

 と、お店の出入口の方に目をやった。

 そこには、同じ部隊なのだろうか

 四人組が入ってきた。

 

 

 その四人組

 今回新設された部隊のメンバーで

 小隊長として大垣カイ中尉

 それ以外のパイロットは少尉の

 矢野孝之、野洲達也の二人で

 残りの一人は整備士の三河ツトム曹長だ。

 彼らも先ほどの二人のようにカウンター席に着いた。

 

 「教官は今日の午後着任予定だったよな」

 

 「そうっスね」

 

 「何や、しかし教官が二人ってなぁ」

 

 おのおの、思うことがあるのだろうか

 そこに、お店の店主が注文を受けに前に立った。

 

 「注文は?」

 

 「「いつもの」」

 

 大垣と野洲が言った。

 そのあと、矢野と三河は注文し

 話を元に戻そうと再び話し始めた。

 

 

 

 広大な海に浮かぶひとつの島

 この島は人口的に作られたものだ。

 その中心に天に高くそびえる塔が一つあった。

 その塔は下からでは頂上を見ることができたない。

 なぜならその塔は宇宙(そら)まで続いているのだから。

 この塔は、軌道エレベータで現在この世界で唯一

 宇宙に出ることができる。

 そんな施設に、この大地を始めて踏みしめる二人の人間がいた。

 

 

 

 

 

 あとがき

 

 

 まずは、新小説のプロローグです。

 獣ならざる人の世界で約45年後の話です。

 でも、直結的に連合紛争の続きとなっています。

 間接的にではあるのですが、

 獣ならざる人とこの話の間の空白も埋める予定です。

 

 

 

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 REV.1.00