それは、七月の後半の出来事
大垣は、いつもの様に大学の後
仕事をして、九時ぐらいにいつも帰宅する。
そして、いつものように自分の家の事をはじめる。
その時、インターホンが鳴った。
こんな時間に誰だろう?と、出てみるとメール便の配達だった。
しかし、こんな時間に指定する人とかいるのだろうか?
ましてや、速達だった。
と、思いつつ受け取り所にサインを書いた。
メール便を開けて見ると、
そこに入っていたのは、三枚のチケットだった。
大垣はそのチケットをみて仰天した。
「これって、軍の一般公開の入場チケット…」
このチケットは、ただでさえ手に入りずらいモノだ。
いったい誰が…
っと、思って発送主の名前を見た。
そこにあった名前は
大垣の兄からだ。
兄の名前は
大垣(おおがき)暢(のぼる)
狼次より四つ上で軍人だ。
大賀や佐井堂のことを知っているから
その二人を含めた三枚、三人分を送ってきたのだろう。
どうせ、その二人としかイベントに行ったことが無いし
それ以外の人と基本そのまで仲良くないから
いつも誘う人が限られている。
っま、今回もこの二人を誘うつもりだから関係ないことなのだか
と、携帯を操作し二人に誘いのメールを送った。
誘ってみたは良いけど
佐井堂からは、無理だと、返事があった。
最近なかなか忙しいらしく、休む暇が無いようだ。
そして、もう一人の大賀は、翌日大学で会った時に
「昨日のメールの件だけと良いよ。その日暇だし」
大賀は大丈夫のようだ。
「で、もう一人はどうする?」
確かに、三人分のチケットがあるし、唯でさえ、手に入りにくい
軍の一般公開の入場チケットは、市場で高価格で取引されていることが多い
もう一人の誰を誘おうか思いつかない。
誰いないかと、そお思っていたとき、
大賀とは別の人
同じ学部で席が近い佐伯が話しかけてきた。
佐伯宗矢
大垣と大賀と同じ大学に通う学生で年も同じ
出身高校は中央大学付属の高校で成績は優秀のほうだが、
苦手の科目はかなり危ないラインらしいが。
どうやら、授業で解からなかったところを教えてほしいらしい。
そうだ、彼を誘ってみよう。
大垣は、そう思った。
「そうだ、八月の最初の日曜日空いてる?」
どうやら、彼を誘うとしているらしい。
ただ、大賀は彼のことをまったく知らない。
同じ大学なのに学部が違うだけで会うことが無いのだから
仕方が無いことだ。
ただでさえ、の大学は広く生徒数も多い。
同じ高校から入った人も何人かいたが七月になっても
会ったことがない。
ましてや、違う高校出身なのだからなおさらだ。
「あ、うん空いている」
「コレ、行こうと思っているんだけど」
と、チケットを佐伯に見せた。
「あ、これね」
どうやら彼もこの一般公開を知っているようだ。
「そのとき、新型艦の進水式があるらしいよ」
思ってもいない情報を持っていた。
「「え」」
大賀と大垣は驚いている。
「それ、昨日の夕方のニュースでやっていたよ」
最近のニュースでそんなことを言っていたらしい。
大垣は仕事で夕方のニュースを見ることが無く、
基本朝のニュースを見るだけだ。
逆に大賀の場合は、道場に通っていることもあって、
遅く帰ってくることが多いいのだろう。
「コレがあるから、
今回の一般公開のチケットはいつもより
手に入りにくくなっているみたいただよ」
「へえ、そうなんだ」
いつもより、ってどうなんだろう
だでさえての入りにくいチケットだから
もっと手に入りにくいのか。
そんなことを考える大垣だった。
あとがき
今回初登場のキャラクターの紹介
佐伯(さいき)宗矢(そうや)
佐伯宗次の弟で大垣たちが通う大学の一年生
学部が大垣と同じで成績は優秀な方
あともう一人、
名前だけ出てきた
大垣(おおがき)暢(のぼる)
大垣の兄で軍人
階級は大尉
REV.1.10