これは、ある年の夏

 ロウ達が高校生生活の最後の夏の話

 

 

 

 「進学先は決めたか?」

 

 「なかなか行きたい学校が見つからない」

 

 「下見町に在る大学を受けようと思っているのだか・・・」

 

 と、ロウ

 彼は、自分が受けようとする大学にタイガを誘って見ようと話している。

 しかし、タイガはその大学にどんな学科があるのかは知らない

 

 「急にそんなことを言われても」

 

 どんな、学科に進もうかと悩んでいる状態で

 そんなことを言われても、っと言いたいようだ。

 それをかき消すほどの情報を持っているのかロウが

 

 「その大学は、学科が多いことで有名な学校だから」

 

 行きたい学科が有るのではと、

 言いながら大学のパンフレットを渡した。

 それを見ながら

 

 「下見町って、寸元町の隣町だったよな」

 

 ?

 

 疑問したがそれに答えることのできないロウ

 

 「そうだったか?」

 

 彼は、本当に知らないようだ。

 

 「寸元町に何かあったか?」

 

 逆に質問された。

 

 「え、いや柔道が強い大学があったから」

 

 「あっそう?」

 

 と言い、考え込む

 そして

 

 「確か、下見町に道場が在ったはず」

 

 町に関して少し知識があるみたいだ。

 

 「あっ、でも今もやっているかは知らんぞ」

 

 「っえ」

 

 「あったとしても…、大丈夫か?」

 

 大丈夫か?

 って、言うほど弱小レベルの道場なのか。

 と、自分の中で突っ込みを入れて

 

 「大丈夫ってどう言う意味?」

 

 しかし自分が予測していた回答とは、かけ離れていた回答が帰ってきた。

 

 「いや、確か隣町の大学生も通うほどだから…」

 

 そのとこを聞いて唖然とした。

 確かに、隣町の大学生と言ったら

 あの大学になる。

 要するに強豪が集まる道場であると言う事だ。

 

 「佐井堂ほどでもないけど…大丈夫」

 

 確かに柔道部で佐井堂ほどでもないが上位の強さだ。

 

 「それに…」

 

 「それに?」

 

 「いや、何でもない」

 

 と、言いかけたことを途中でやめ、

 これから自分がどんなことを使用かと

 考え込み空を見上げた。

 それは、まだ太陽が昇りきる手前

 それを見て、自分がまだ上に上がれるような気がしてならない。

 自分がいた。

 

 

 

 

 

 

 あとがき

 

 まずは登場したキャラクターの紹介

 大垣(おおがき)狼次(ろうじ)

 通称はロウ

 この物語の主人公…のはず

 この話では高校三年生の受験生

 部活はパソコン部らしい…

 続いては

 大賀(おおが)虎永(たけなが)

 通称はタイガ

 この物語で準主人公扱い…

 この話では大垣と同じく高校三年生の受験生

 部活は柔道部だ。

 最後に名字だけ出てきた

 佐井堂(さいどう)

 彼も高校三年生の受験生で

 この話の時、実は推薦受験の面接中…

 部活は柔道部で元部長。

 以上今回登場した人物の紹介でした。

 

 

 

 

 

 

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 REV.1.01